建物の中を巡る計装の仕組みは人間の身体の仕組みに似ています

建物の計装は、感じ取り・判断し・行動する、脳と神経の働きに似ています。全体の情報を統合的に把握し、必要に応じて制御指示を出す「脳」。取り巻く環境を五感で感じ取り、情報を送る目・耳・皮フ等の「感覚器」。感覚器から脳へ、脳から手足へ運ぶ「神経」。そして、神経からの情報を受けて行動を起こす「手足」。

計装とは、建物の中でこれらの役割を果たす設備を用いて建物の環境を最適な状態にコントロールする技術です。

 

 

建物の中を巡る計装の仕組み図説
  • 計装設備 = 神経

    建物の神経の役割を担う「計装設備」は、様々な制御装置と、それらに必要なセンサーや配線全般のことを指し、建物内の環境を常に最適な状態にします。

  • 中央監視設備 = 脳

    建物の脳の役割を担う「中央監視設備」は、建物内にある様々な装置の情報を一箇所に集約し、情報の監視や必要に応じて制御指示を出します。

  • 制御装置 = 手足

    建物の手足の役割を担う「制御装置」は、センサーからの情報や中央監視設備からの指示を受け、人が直接出向いて操作する代わりに建物内の設備を制御します。

  • センサー = 感覚器

    建物の感覚器の役割を担う「センサー」は、人が直接見る・触れる・感じる代わりに、環境や設備の状態を計測・把握し、その情報を建物全体に送ります。

  • 私たちを取り巻く環境

    私たち、建物の利用者が快適に安心して過ごすためには、取り巻く環境が私たちにとって最適であることが必要です。最適な状態を作る要素は、室温や明るさ、匂い、広さ、安全の確保など、数多くあります。
    裕幸計装は、「空調」と「人の動きに関するセキュリティ」の計測・制御をとおして、私たちを取り巻く環境を最適な状態にしています。