当社の省エネルギー事業

2008年よりいわゆる『京都議定書』の実行期間となりました。しかしながら、日本の目標であるマイナス6%(1990年比)の達成は困難な状況となっています。 

そうした状況を受け、平成19年度の経済産業省の補助事業として、「中小企業に対するCO2排出削減量認証事業」が公募されました。結果、昨年10月22日に32の事業所が採択され、当社、裕幸計装の省エネルギー事業もその一つとして認証を受けました。 

この認証事業は中小企業等を対象とし、CO2削減量をクレジットとして売買可能とすることでCO2削減活動を促すものです。

当社は昨年12月から本年2月まで、本社ビルと栃木営業所で省エネルギー事業工事を行いました。 

 

 

上の写真は本社屋上に設置した貯湯ユニット付きのコージェネレーション設備です。 

コージェネレーションとは都市ガスを利用して発電を行い、事務所の電力として利用するとともに、排熱を冷暖房や給湯等に利用するシステムです。当社では給湯を利用して事務所スペースに床暖房設備を設置し、省エネルギーに役立てています。 

これ以外にも、高効率の照明器具を導入。また、キュービクルの電灯・動力・コージェネレーションの電力計測やガス計量を行い、栃木営業所の同様の計測を含めて本社から監視しています。

さらに、東・南・西向きのガラス面に日射遮断フィルムを導入し、空調にかかる負荷を低減することで冷暖房効率を高め、電力消費を抑えたりする取り組みを実施するなど、省エネルギーに貢献しています。